ぎゃくてん君の自己成長ブログ

新NISAの暴落が怖くてやめたい時の考え方と今日からできる対策

約11分で読めますby ぎゃくてん君

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「新NISAを始めたばかりなのに、株価が急に下がって含み損が出た」「このまま持っていて大丈夫なのか、いっそ売ってしまった方がいいのか分からない」。そんな不安で検索している人は多いと思います。

先に結論を言うと、暴落そのものよりも「何も決めずに不安なまま持ち続けること」の方が危険です。暴落のときにやることは、実はシンプルです。今の自分の状況を確認し、感情ではなくルールで動くこと。それだけです。

読者

含み損の数字を見るたびに胸がザワザワする。このままずっとマイナスだったらどうしよう…

この記事のポイント
✔ 暴落で怖くなるのは当たり前の反応
✔ 売る前に確認すべきことが3つある
✔ 慌てて売らないための今日からの対策

新NISAの暴落で怖くなるのはなぜ?不安の正体を知る

まず知ってほしいのは、暴落で怖くなるのはあなただけではないということです。人は「増える」ことよりも「減る」ことに強く反応するようにできています。同じ1万円でも、もらったときの喜びより、失ったときの悔しさの方が大きく感じる。これは心理学でもよく知られている人間のクセで、投資初心者も熟練者も、程度の差こそあれ同じように感じるものです。

さらに新NISAで積立を始めたばかりの人は、不安が強く出やすい理由がもう一つあります。それは「まだ値上がりを経験していないこと」です。何年も投資を続けていると、過去にも下がって戻った経験があるので「またか」と思えます。しかし始めたばかりだと、下がった経験しかないので「このままゼロになるのでは」という不安が頭から離れなくなります。

そしてSNSやニュースも不安をあおりがちです。「暴落」「大幅安」という言葉は目を引くので、どうしても目に入りやすくなります。毎日値動きをチェックして、下がるたびにニュースを見て、またさらに不安になる。この悪循環に入ってしまっている人は少なくありません。

ここで意識したいのは、怖いと感じること自体は自然な反応だと認めた上で、その感情のままに売買を決めないことです。不安だから売る、不安だから買い増す、というのは、どちらも「感情で動いている」という点で同じリスクを抱えています。

「やめたい」と思った時にまず確認したい3つのこと

「もうやめたい」と思ったら、売る前に次の3つを確認してください。この3つを飛ばしてしまうと、後で後悔しやすくなります。

1. そのお金は、いつ使う予定のお金か

新NISAに入れているお金が、来月の生活費や近いうちに使う予定のあるお金なら、話は別です。投資は、当面使う予定のない「余裕資金」で行うのが基本です。もし生活費まで積立に回していたなら、今回のことをきっかけに金額を見直すのは悪いことではありません。逆に、数年〜数十年使う予定のないお金であれば、目先の値下がりに振り回される必要は薄くなります。

2. 積立を始めたときに決めた目的は何だったか

「老後の備え」「10年後の教育費」など、最初に決めた目的を思い出してください。その目的までの期間が長いほど、今の下落は「途中経過の一つ」にすぎません。逆に目的が近いなら、そもそも値動きのある商品で運用し続けること自体を見直す時期かもしれません。

3. 今売ったら、含み損が「確定した損」に変わるという事実

株価が下がっている状態は、まだ「評価上の損」です。売らなければ、その後価格が戻る可能性もあります。しかし売ってしまえば、その時点の損が確定します。もちろん、その後さらに下がる可能性もゼロではありません。ただ「今売るとどうなるか」を感情ではなく、この事実をもとに考えることがポイントです。

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怖いときほど、一度立ち止まって確認する。それだけで判断はだいぶ変わるよ。

今日からできる対策|売る前にやってほしいこと

確認が終わったら、次は今日からできる具体的な行動です。いきなり売る・売らないを決めるのではなく、次の順番で考えてみてください。

まず、ニュースと残高を見る回数を減らす

毎日値動きを確認していると、下がった日の印象だけが強く残ります。1週間に1回、あるいは1ヶ月に1回だけ確認する、とルールを決めるだけでも、不安に振り回される頻度はぐっと減ります。

次に、積立の設定自体は止めずにそのままにしておく

新NISAのつみたて投資枠を使っている場合、価格が下がっているときに同じ金額を積み立て続けると、同じお金でより多くの口数を買えることになります。これは「ドルコスト平均法」と呼ばれる考え方です。長い目で見ると、高いときも安いときも買い続けることで買う値段が平均化され、結果的に有利になる場合があるという考え方ですが、必ず増えると決まっているわけではなく、相場の状況によっては平均の購入単価より下がったままになるリスクもあります。暴落のたびに積立を止めてしまうと、この仕組みのメリットを自ら手放すことになります。

それでも「今すぐ全部売りたい」気持ちが強いときは、一部だけ考える

全額を一気に売る・持ち続けるの二択ではなく、「どうしても不安な分だけ一部を売る」という選択肢もあります。すべてを一度に決めようとせず、不安の大きさに応じて少しずつ調整するという考え方です。

家計簿アプリで「投資以外のお金」を見える化する

不安の原因が、実は投資そのものではなく「家計全体がどうなっているか分からない不安」であるケースも多いです。資産管理アプリで収入・支出・資産の全体像を見える化すると、投資で多少含み損が出ていても、家計全体では大丈夫だと分かって落ち着けることがあります。

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価格が戻るまで待てる人・待てない人の違い

「待てる人」と「待てない人」の違いは、実は性格の強さではありません。多くの場合、準備の差です。

待てる人に共通しているのは、次の2点です。

  • 投資しているお金が、本当に余裕資金である
  • 何のためにこのお金を増やそうとしているか、目的がはっきりしている

逆に待てない人は、生活費と投資のお金が混ざっていたり、目的があいまいなまま「なんとなく始めた」ケースが多い傾向にあります。目的があいまいだと、下がったときに「何のために我慢しているのか分からない」状態になり、不安に耐える理由がなくなってしまうのです。

ここで大切な注意点をお伝えします。株式や投資信託は、元本が保証されている商品ではありません。長い目で見れば価格が回復してきた過去の例もありますが、今後も同じように回復するとは限らず、下がったまま長期間戻らない可能性もあります。「待てば必ず報われる」と思い込むのではなく、あくまで自分のお金の置き場所として、リスクを理解した上で自己判断で続けるかどうかを決めることが必要です。

もし「自分は待てないタイプかもしれない」と感じたら、それは弱さではなく、自分の金額設定や商品選びが自分に合っていなかったというだけの話です。次の見出しで、そのための習慣を紹介します。

暴落のたびに動揺しないために続けたい習慣

一度不安から抜け出せても、次の暴落でまた同じように動揺してしまっては意味がありません。ここでは、長く付き合うための習慣を紹介します。

積立額を「ないもの」として生活する

毎月の積立額を、最初から生活費から除いた金額で家計を組むと、価格が下がっても生活への影響がないため、心理的な余裕が生まれます。

通知や表示を自分から遠ざける仕組みを作る

値動きを見る回数を減らすといっても、アプリの通知がオンのままだと「下落」のお知らせが勝手に目に入ってきてしまいます。証券アプリや家計簿アプリのプッシュ通知はオフにしておきましょう。また、多くの資産管理アプリには残高を一時的に隠せる「プライバシーモード」のような機能があります。気になって開いてしまう人は、この機能を使って数字そのものを見えなくしておくのも効果的です。SNSで不安をあおるような投稿が目に入りやすいアカウントをミュートするのも一つの方法です。

暴落時に自分がどう考えるか、あらかじめメモしておく

冷静なときに「暴落が来たらこう考える」というメモを作っておくと、実際に不安になったときの道しるべになります。ノートに書き留めておくのも一つの方法です。手帳やノートに「投資の自分ルール」のページを作っておくと、感情的になったときに読み返せます。

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お金の勉強を少しずつ続ける

不安の多くは「分からないこと」から生まれます。新NISAの仕組みや、値動きの考え方を少しずつ学んでいくと、暴落のニュースを見ても「これはよくあることだ」と落ち着いて受け止められるようになります。

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一度に全部を完璧にしようとしなくて大丈夫。小さなルールを一つ決めるところから始めよう。

証券口座を選び直すときに見るべき3つの観点

暴落をきっかけに「そもそも今の証券口座で合っているのか」と考え直す人もいます。証券口座を選ぶときは、次の3つの観点で比べてみてください。どれか一つが優れているからといって、それだけで決めるものではありません。

1. 手数料

主要なネット証券では、新NISA口座内の取引手数料を無料としているところが増えています(最新の条件は各社の公式サイトでご確認ください)。ただし、取り扱う商品の信託報酬(保有している間ずっとかかる費用)は商品ごとに差があるため、口座そのものの手数料だけでなく、買おうとしている商品側のコストも合わせて確認しましょう。

2. 使いやすさ

積立設定の変更のしやすさ、資産状況の見やすさ、アプリの使い勝手は証券会社によって差があります。長く付き合うものなので、実際に口座開設前に画面を見て「自分が続けやすいか」を基準にするのがおすすめです。

3. ポイント還元や付帯サービス

クレジットカード積立でポイントが貯まるサービスなど、証券会社ごとに特典が異なります。ただし、ポイント還元だけを理由に商品や金額を無理に決めるのは本末転倒です。あくまで付加的な要素として考えましょう。

なお、新NISA口座は1人1口座しか持てず、金融機関の変更には手続きと一定の期間が必要です。今すぐ変えるかどうかより、まずは「次に見直すときの基準」として、この3つを覚えておくと良いでしょう。

もっと深く学びたい人へ|お金の勉強に役立つ本

ここまで読んで、「新NISAの仕組みをもう一度基礎から理解したい」と感じた人には、次の本が参考になります。

インデックス投資の基本的な考え方を、長年の実践者の視点でやさしく解説したロングセラーです。暴落時にどう考えるかという視点も含めて書かれており、初心者が最初の1冊として読むのに向いています。

イラストと図解で新NISAの制度そのものから丸ごと解説した入門書です。「非課税の仕組みがそもそもよく分かっていない」という段階の人は、こちらから読み始めると全体像をつかみやすいです。

どちらも、特定の銘柄を推奨するものではなく、考え方や仕組みを理解するための本です。最終的にどの商品を選ぶか、どれだけの金額を投資するかは、必ず自分の状況に合わせて自己判断で決めてください。

ぎゃくてん君ぎゃくてん君

不安なときほど、誰かの答えより「自分の中の基準」が頼りになる。少しずつで大丈夫だよ。

よくある質問

Q. 暴落中に積立額を減らすのはアリですか?

生活に負担がかかっているなら、減らすこと自体は問題ありません。ポイントになるのは、「暴落が怖いから」という感情だけで決めるのではなく、家計全体を見直した上で、無理のない金額に調整することです。落ち着いてから金額を見直すだけでも、続けやすさは変わってきます。

Q. 含み損が大きいと、新NISAの非課税枠は無駄になりますか?

非課税枠そのものが無駄になるわけではありません。新NISAは売却しても生涯の非課税保有限度額(1,800万円)の枠が翌年以降に復活する仕組みがあります。ただし、売ってしまうとその時点の損は確定するため、枠の仕組みと損益は分けて考える必要があります。

Q. 暴落のときに買い増しした方がいいですか?

「下がったから買い増せば得する」とは言い切れません。買い増しも、あくまで余裕資金の範囲で、自分の方針に沿って判断することが前提です。不安や焦りから急に金額を増やすのではなく、もともと決めていたルールの範囲で行うことをおすすめします。

※この記事は情報提供を目的としたもので、特定の金融商品の購入や投資を勧めるものではありません。投資には元本割れのリスクがあります。最終的な判断はご自身でお願いします。制度の内容は執筆時点のものです。最新の情報は金融庁や各金融機関の公式サイトでご確認ください。

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