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新NISAは何から始める?20代がまず決めるべき3つのこと

約10分で読めますby ぎゃくてん君

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「新NISA、気になってるけど結局何からやればいいの?」そう思って検索したなら、まず結論から伝えます。最初にやることは3つだけです。口座を開く、金額を決める、商品を選ぶ。この順番さえ押さえれば、迷いはぐっと減ります。

20代は投資に使える時間が長いぶん、早く始めるメリットも大きいと言われています。とはいえ焦って大きな金額を動かす必要はありません。この記事では、何をどう決めればいいのか、具体的な手順で説明していきます。

読者

新NISA、気になってるけど難しそうで、結局何から手をつけていいか分からない…

この記事のポイント
✔ 最初に決めるのは口座・金額・商品の3つだけ
✔ 金額は「ないものとして生活できる額」から
✔ 商品選びはつみたて投資枠から始めるのが無難

新NISA、何から始めればいいか分からなくなる理由

新NISAで最初につまずく人の多くは、「情報が多すぎる」ことが原因です。SNSやネットには「この銘柄がいい」「今が買い時」といった情報があふれています。けれど、それらを全部理解してから始めようとすると、いつまでも一歩を踏み出せません。

もう一つの原因は、制度の仕組みと商品選びをいっしょに考えてしまうことです。新NISAは「税金がかからなくなる箱」のようなものです。その箱の中に何を入れるか(商品選び)は、箱の仕組み(制度)とは別の話です。この2つを分けて考えるだけで、理解はかなり楽になります。

さらに、20代ならではの不安もあります。収入がまだ少ない、将来の支出が読めない、投資で損をするのが怖い。こうした気持ちがあるのは自然なことです。投資は余裕資金で、自分の判断で行うものです。生活費を削ってまで始める必要はありません。そして、株式や投資信託には元本割れのリスクがあります。増える可能性もあれば、減る可能性もある。このことを最初に理解したうえで、自分のペースで進めることが大切です。

20代がまず決めるべき3つのこと(口座・金額・商品)

迷ったときは、次の3つを順番に決めるだけで十分です。

1. 口座を開く
新NISAを使うには、まず金融機関で「NISA口座」を開く必要があります。銀行でも証券会社でも開けますが、商品の選択肢の広さや手数料の面で、ネット証券を選ぶ人が多い傾向にあります。

2. 金額を決める
いきなり大きな金額を入れる必要はありません。月々いくらなら続けられるか、生活に無理のない額を決めます。この決め方は後の見出しで詳しく説明します。

3. 商品を選ぶ
新NISAには「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の2種類があります。それぞれどんな商品が買えるのか、どう選べばいいのかも、後ほど説明します。

この3つを一つずつ片付けていけば、「結局何からやればいいか分からない」という状態からは抜け出せます。完璧な答えを最初から出そうとせず、まずは小さく始めて、あとから見直せばいいという気持ちで十分です。

ぎゃくてん君ぎゃくてん君

いきなり全部を完璧に決めなくて大丈夫。まずは口座を1つ開いてみるところからでいいんだ。

証券口座を選ぶときに比べたい3つのポイント

口座を開く金融機関は、一度決めたらずっと使い続けることが多いので、最初に少しだけ比べておくと安心です。見るべきポイントは3つあります。

手数料
投資信託を買うときや保有しているあいだにかかる費用です。同じような投資信託でも、取り扱う金融機関によって手数料の設定が違うことがあります。ネット証券は手数料が低めに設定されている商品が多い傾向にありますが、必ず自分で確認しましょう。

使いやすさ
スマホアプリの見やすさ、積立の設定のしやすさ、サポートの問い合わせやすさなどです。これは実際に口座を開いてみないと分からない部分も多いので、口コミや公式サイトの画面例を見て、自分に合いそうかどうかを確認するといいでしょう。

ポイントとの連携
普段使っているクレジットカードや電子マネーのポイントが、投資信託の積立に使えたり、逆に積立でポイントが貯まったりする仕組みを用意している金融機関もあります。普段の生活で使っているサービスと相性がいいかどうかも、選ぶときの判断材料になります。

どの金融機関が一番いいという正解はありません。手数料・使いやすさ・ポイントの3つを自分の生活スタイルに照らして比べ、「これなら続けられそう」と思えるところを選ぶのがポイントです。一つの会社だけが絶対に正しいということはないので、気になったら複数を見比べてみてください。

月いくらから始める?無理のない金額の決め方

金額を決めるときに大切なのは、「ないものとして生活できる額かどうか」です。投資に回したお金は、すぐに引き出して使うことを前提にしないほうがいいお金です。だからこそ、生活費や急な出費に使うお金とは、はっきり分けて考える必要があります。

具体的な決め方としては、まず毎月の収入から、生活費・貯金・急な出費のための予備費を差し引きます。そのうえで残った分の、さらに一部を投資に回す、という順番で考えると無理がありません。

新NISAには年間で投資できる上限額があります。金融庁の公表によると、つみたて投資枠は年間120万円まで、成長投資枠は年間240万円まで、合わせて年間最大360万円まで投資できます。また、生涯にわたって非課税で保有できる上限額は1800万円(このうち成長投資枠で使えるのは1200万円まで)と定められています。

とはいえ、20代でこの上限まで使う人は多くありません。大切なのは上限を目指すことではなく、「無理なく続けられる額」を見つけることです。月5千円や1万円といった、生活を圧迫しない金額から始めて、収入が増えたり生活に余裕が出てきたりしたタイミングで見直していく、という進め方で十分です。

仮に毎月1万円を年3%で運用できた場合、20年後には積み立てた元本240万円に対して、計算上はそれ以上の金額になる可能性があります。ただしこれはあくまで仮定の話です。実際には市場の動き次第で増えることもあれば、元本を下回ることもあります。将来の数字を約束するものではない、という点は必ず覚えておいてください。

つみたて投資枠と成長投資枠、商品選びの基本的な考え方

新NISAには「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の2つの枠があります。

つみたて投資枠は、長期の積立・分散投資に向いていると国が定めた基準を満たす投資信託の中から選ぶ枠です。対象となる商品が絞り込まれているため、投資が初めての人でも選びやすいという特徴があります。

成長投資枠は、つみたて投資枠より幅広い商品(個別株式や、より多くの種類の投資信託など)を選べる枠です。選択肢が広い分、商品ごとの特徴やリスクを自分で見極める力がより必要になります。

20代でこれから始める場合は、まずつみたて投資枠で、毎月同じ金額をコツコツ積み立てていくやり方から始める人が多いです。特定の銘柄をおすすめすることはできませんが、商品を選ぶときに見ておきたい視点はいくつかあります。

  • どんな資産(国内株式・海外株式・債券など)に、どんな割合で投資しているか
  • 手数料(信託報酬)がどれくらいかかるか
  • 特定の国や分野に集中しているか、幅広く分散されているか

商品を選ぶときに「絶対にこれが正解」というものはありません。自分がどれくらいのリスクなら受け入れられるか、どんな資産に投資したいかを考えながら、焦らず選んでいくことが大切です。分からないことがあれば、金融機関が用意している商品説明や、公的な情報を確認する習慣をつけましょう。

始めた後につまずきやすい注意点と続けるコツ

新NISAを始めたあと、多くの人がつまずくのは「値動きが気になって続けられなくなる」ことです。投資信託の価格は毎日上下します。積み立てを始めてすぐに価格が下がると、「失敗したかも」と不安になり、やめてしまいたくなることがあります。

ここで思い出してほしいのは、値動きがあるのは当然のことだという点です。短期的に下がることがあっても、積立投資は長い期間をかけて続けることを前提にした方法です。毎日価格を確認して一喜一憂するより、月に1回程度、落ち着いたタイミングで確認するくらいがちょうどいいという考え方もあります。

もう一つ注意したいのは、生活に無理のある金額で始めてしまうことです。「早く増やしたい」という気持ちから、生活費を削ってまで投資額を増やすのはおすすめできません。急な出費が必要になったときに売却せざるを得なくなり、結果として損をするタイミングで手放すことにもなりかねません。投資は、あくまで余裕資金の範囲で行うものだと覚えておいてください。

続けるコツとしては、積立の設定を自動化してしまうことです。毎月決まった日に、決まった金額が自動で投資信託の購入に回るように設定しておけば、「今月は買うか迷う」という判断そのものをなくせます。判断する回数が減るほど、続けやすくなります。

ぎゃくてん君ぎゃくてん君

値動きに一喜一憂しなくていい。決めた金額を、決めたペースで、淡々と積み立てていくだけで十分だよ。

もっと深く知りたい人へ|新NISAを学べる本

ここまで新NISAの始め方を説明してきましたが、「お金についてもっと基本から学びたい」という人には、本で体系的に学ぶのもおすすめです。

貯める・稼ぐ・増やす・守る・使うというお金に関する5つの力を、図解でわかりやすくまとめた入門書があります。20代でお金の基礎から学び直したい人に向いている一冊です。

この記事で紹介したもの

本当の自由を手に入れる お金の大学

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また、「稼いだお金の一部を先に取っておく」というシンプルな考え方を、100年近く読み継がれてきた物語形式で学べる本もあります。貯金や投資の土台になる考え方を身につけたい人に向いています。

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バビロン大富豪の教え

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どちらも特定の金融商品をすすめる本ではなく、お金との向き合い方の基本を教えてくれる内容です。制度の使い方と並行して、こうした考え方も少しずつ身につけていくと、投資を続けていく上での軸ができやすくなります。

ぎゃくてん君ぎゃくてん君

完璧に理解してから始めなくていい。小さく始めながら、少しずつ知識を増やしていけば大丈夫。

よくある質問

Q. 新NISAは20代でも本当に始める価値がありますか?

始める価値があるかどうかは、人それぞれの生活状況によります。ただし、投資に回せる時間が長く取れることは、20代ならではの特徴です。無理のない金額で、余裕資金の範囲で始めるのであれば、早いうちから制度に慣れておくメリットはあると考えられます。

Q. 口座を開いたら、すぐに商品を買わないといけませんか?

そんなことはありません。口座を開いた後、どの商品にするか、いくらにするかをじっくり考えてから積立を設定しても問題ありません。焦って決める必要はなく、自分が納得できるまで情報を確認してから始めて大丈夫です。

Q. 積立の金額はあとから変更できますか?

多くの金融機関では、積立設定の金額や商品はあとから変更できます。生活状況が変わったときや、収入が増えたときなど、タイミングを見て見直すことができるので、最初に決めた金額に縛られすぎる必要はありません。

※この記事は情報提供を目的としたもので、特定の金融商品の購入や投資を勧めるものではありません。投資には元本割れのリスクがあります。最終的な判断はご自身でお願いします。制度の内容は執筆時点のものです。最新の情報は金融庁や各金融機関の公式サイトでご確認ください。

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