自己肯定感が低い人におすすめの本4選|自分を責めがちな人の選び方と読み方
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何をやっても続かなくて、そのたびに「やっぱり自分はダメだ」と落ち込んでしまう。そんな時に1冊の本が、考え方を少し変えるきっかけになることがあります。この記事では、自己肯定感が低いと感じている人に向けて、読みやすく、読んだあとに小さく動き出しやすい本を4冊紹介します。
自信を持てって言われても、どうしたらいいか分からない…自己啓発本も途中で読むのをやめちゃう
この記事のポイント
✔ 気持ちを変える本と、行動を変える本がある
✔ 今の自分のしんどさに合う1冊から選ぶ
✔ 読んだら1つだけ試す。全部やらなくていい
自己肯定感が低い時の本選びは「入口の低さ」で決める
自己肯定感が低い時は、本を選ぶ段階でつまずきやすいものです。分厚い本を買って最初の数ページで止まってしまうと、「本すら読めない」と、また自分を責める材料が増えてしまいます。
そこで、本を選ぶ時は次の3つを目安にしてみてください。
- 読みやすさ:対話形式や物語形式など、文字が多くても読み進めやすい形になっているか
- 読後にできること:読んだあと、今日から試せる小さな行動が見つかるか
- 今の悩みとの近さ:人の目が気になるのか、続かないことがつらいのか、自分の悩みに近いか
自己肯定感の悩みと一口に言っても、中身は人によって違います。「人にどう思われるかが気になって疲れる」人と、「何をしても続かない自分が嫌になる」人では、合う本が変わってきます。
この記事では、気持ちの持ち方を見直す本を2冊、行動から自信を取り戻す本を2冊に分けて紹介します。
人の目が気になって疲れる人に向く本
嫌われる勇気
岸見一郎さんと古賀史健さんによる本で、アドラー心理学の考え方を、哲人と青年の対話という形で紹介しています。
この本でよく知られているのが「課題の分離」という考え方です。ざっくり言うと、「これは誰が決めることなのか」を分けて考えるということ。たとえば、自分がした仕事を上司がどう評価するかは、上司が決めることです。自分にできるのは、自分のやるべきことをやるところまで。そう分けて考えると、人の反応をすべて自分のせいだと抱え込まずにすむようになります。
向いている人:人の評価や反応が気になって、いつも疲れてしまう人。
合わないかもしれない人:青年が哲人に強く言い返す場面が多いので、言い合いのような会話が苦手な人は、少し読みにくく感じるかもしれません。
夢をかなえるゾウ1
水野敬也さんの小説で、関西弁を話すゾウの姿をした神様「ガネーシャ」が、さえない会社員の主人公のもとに現れ、毎日小さな課題を出していく物語です。
笑いながら読めるので、自己啓発本が苦手な人でも手に取りやすい1冊です。主人公が出される課題は、どれも日常の中ですぐにできることばかり。「すごい人にならなきゃ」ではなく「今日これだけやってみよう」と思える流れになっています。
向いている人:自己啓発本を読むのが初めての人、堅い文章だと眠くなってしまう人。
合わないかもしれない人:物語の形なので、要点だけを短く知りたい人には、少し回り道に感じるかもしれません。
続かない自分を責めてしまう人に向く本
「自己肯定感低めの人」のための本
山根洋士さんによる本です。「自己肯定感を上げよう」と気持ちから変えようとするのではなく、まず行動できるようになって「自分にもできた」という感覚を積み重ねていく、という方向から書かれているのが特徴です。
気持ちを前向きにしようとしてもうまくいかなかった人にとっては、「気持ちはそのままでいいから、動けることから始める」という考え方が、少し気を楽にしてくれるはずです。
向いている人:「前向きになろう」と言われるほど苦しくなる人、動けない自分を責めがちな人。
合わないかもしれない人:心の仕組みを深く知りたい人は、ほかの本とあわせて読むのがよさそうです。
小さな習慣
スティーヴン・ガイズさんの本で、「腕立て伏せ1回だけ」のような、ばかばかしいほど小さな目標から始める方法を紹介しています。
目標が大きすぎると、できなかった日に「また続かなかった」と落ち込んでしまいます。最初から「これなら失敗しようがない」くらい小さくしておけば、毎日「できた」で1日を終えられます。この「できた」の積み重ねが、自分を責める気持ちを少しずつやわらげてくれます。
向いている人:目標を高くしすぎて、いつも途中で挫折してしまう人。
合わないかもしれない人:すでに習慣づくりの本を何冊も読んでいる人には、知っている内容が多いかもしれません。
本を読んだあとにやってほしい3つのこと
本は、読んで終わりにしてしまうともったいないものです。読んだあとに次の3つを試してみてください。
- 1冊から1つだけ選ぶ:心に残った考え方や行動を1つだけ選び、手帳やスマホのメモに書いておく
- 1週間だけ試す:選んだことを1週間だけやってみる。できない日があっても、また次の日から再開すればいい
- できたことを書く:寝る前に「今日できたこと」を1行だけ書く。どんなに小さなことでもかまわない
読むペースも、1日数ページで大丈夫です。疲れている日は読まない日にしてもかまいません。「毎日読まなきゃ」と決めてしまうと、読めなかった日にまた自分を責めることになるからです。寝る前や通勤中など、気が向いた時に開けるよう、手の届くところに置いておくくらいがちょうどいいでしょう。
全部の本を一度に読む必要はありません。今の自分のしんどさにいちばん近い1冊を選んで、ゆっくり読んでみてください。
なお、気分の落ち込みが長く続いて仕事や生活に支障が出ている時は、本だけで何とかしようとせず、医療機関や相談窓口など専門家に相談してください。
よくある質問
Q. 本を読んでも、すぐに忘れてしまいます。
それは多くの人にとって普通のことです。全部覚えようとせず、心に残った1文だけを付せんやメモに残しておくと、あとで見返しやすくなります。読み返したくなった時に、その1文だけ読むのでも十分です。
Q. 紙の本と電子書籍、どちらがいいですか?
どちらでもかまいません。線を引いたり付せんを貼ったりしたい人は紙の本、通勤中にスマホで少しずつ読みたい人は電子書籍が向いています。続けやすい方を選びましょう。
Q. 自己肯定感は大人になってからでも変わりますか?
考え方や行動のくせは、大人になってからでも少しずつ見直していけると言われています。ただ、変わり方や早さには個人差があるので、人と比べず、自分のペースで進めることが大切です。
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