新NISAの始め方本おすすめ5選|初心者が最初の1冊で失敗しない選び方
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「新NISAを始めたほうがいいのは分かっている。でも、何から手をつければいいのか分からない」。そう思って本屋やネットで入門書を探しても、タイトルがどれも似ていて、結局どれを選べばいいのか迷ってしまう人は多いはずです。この記事では、新NISA初心者が最初の1冊で失敗しないための本の選び方と、具体的なおすすめ本を紹介します。結論から言うと、大事なのは「分厚くて詳しい本」ではなく「今の自分の悩みにぴったり合う、薄くて読み切れる本」を選ぶことです。
新NISAって言葉は知ってるけど、専門用語が多くて結局何から読めばいいのか分からない…
この記事のポイント
✔ 本選びは「新しさ」と「読みやすさ」で決める
✔ おすすめ本を目的別に4冊紹介
✔ 読んだあとの口座開設の流れまで分かる
新NISAの本を読む前に知っておきたい基本と注意点
本を選ぶ前に、新NISAの仕組みをざっくりとだけ押さえておきましょう。細かい数字を全部覚える必要はありません。本を読んでいるときに「あれ、これって合ってるのかな」と不安にならない程度に知っておけば十分です。
新NISAには「つみたて投資枠」と「成長投資枠」という2つの枠があります。金融庁の発表によると、つみたて投資枠は年間120万円まで、成長投資枠は年間240万円まで投資でき、2つを合わせて使うことができます。また、生涯にわたって非課税で持てる上限額は1,800万円までと決まっています。口座は一人につき1つしか持てず、一度売却すると、その分の非課税枠は翌年以降にまた使えるようになる仕組みです。
ここで大事な注意点が3つあります。1つ目は、新NISAは「税金がかからなくなる制度」であって、「必ず利益が出る制度」ではないという点です。投資である以上、いつでも元本割れのリスクがあります。長い目で見ると資産が増える可能性がある一方で、減ってしまう可能性もゼロではないということは、最初に押さえておきたいところです。2つ目は、投資は必ず余裕資金(生活に使わないお金)で行い、最終的な判断は自分自身で行うものだと覚えておくとよいでしょう。3つ目は、本に載っている利回りの数字はあくまで「仮にこの利率で運用できた場合」という仮定の話であり、将来そうなることを約束するものではないという点です。この3つを頭に入れたうえで本を読むと、内容を冷静に受け止められるようになります。
新NISA初心者向けの本を選ぶときの3つのポイント
本屋には新NISA関連の本がたくさん並んでいて、どれも似たようなタイトルに見えます。選ぶときに見てほしいポイントは3つです。
1つ目は、出版された年が新しいかどうかです。 新NISAは2024年から始まった比較的新しい制度なので、それ以前に書かれた本は、古いNISA(一般NISA・つみたてNISA)の説明のままになっていることがあります。奥付(本の最後にある発行日の記載)を見て、新NISAに対応した内容かどうかを必ず確認しましょう。
2つ目は、図やイラストがどれくらい使われているかです。 文字だけでびっしり説明されている本は、投資の知識がまったくない状態だと読み進めるのがつらくなりがちです。最初の1冊は、図解やマンガが多く、パラパラめくるだけでも内容がなんとなく分かる本を選ぶと挫折しにくくなります。
3つ目は、著者がどんな立場の人かです。 証券会社や特定の金融機関が書いた本は、どうしてもその会社のサービスを前提にした説明になりがちです。一方、個人投資家やファイナンシャルプランナーが書いた本は、制度の仕組みや考え方そのものを中立的に説明してくれる傾向があります。最初の1冊は、できるだけ考え方を中心に教えてくれる本を選ぶのがおすすめです。
新NISAの始め方がわかるおすすめの本4選
ここからは、目的別に読みやすい本を紹介します。どれも「新NISAを何から始めればいいか分からない」という悩みに答える形で書かれている本です。
『イラストと図解で丸わかり!世界一やさしい新NISAの始め方』 は、タイトルの通りイラストと図解を中心に、新NISAの基礎から銘柄選びの考え方までを一冊で網羅している本です。年代別の活用法も紹介されているので、自分の年齢に近いケースを探しながら読み進めることができます。文字を読むのが苦手な人や、まずは全体像をつかみたい人に向いています。
『3000円投資生活 新NISA対応版』 は、出版社の発表によると人気の高いロングセラーシリーズの新NISA対応版です。最大の特徴は「月3000円から」という、とにかくハードルを下げた始め方を提案している点です。投資の話の前に、まず固定費の見直しなど家計の基本から触れてくれるので、貯金がほとんどなく、給料日前にはいつもお金が心もとないという人でも無理なく読み進められます。
『図解・最新 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』 は、投資にまったく詳しくない人と専門家の対話形式で進む本です。「なぜ投資が必要なのか」という根本的な疑問から丁寧に説明してくれるので、新NISAの一歩手前で足踏みしている人、つまり「そもそも投資をするべきかどうかも分からない」という段階の人に向いています。長く読まれている定番の入門書で、内容も読みやすく整理されています。
『お金は寝かせて増やしなさい』 は、インデックス投資(特定の指数に連動する投資信託にコツコツ積み立てていく方法)の考え方を、やさしい言葉で解説したロングセラーです。新NISAを始めたあと、「結局どういう考え方で長く続けていけばいいのか」という部分まで知りたい人に向いています。制度の説明というより、投資との付き合い方を学ぶための本です。
どんな人に向く本か・向かない本か
本にはそれぞれ向き不向きがあります。正直に書くと、図解やイラストが多い本は全体像をつかみやすい反面、細かい制度の数字までは書ききれていないことがあります。制度の数字を正確に知りたい場合は、最終的には金融庁や証券会社の公式サイトで確認するのが確実です。
対話形式の本は読みやすい一方、「結局いくら積み立てればいいのか」という具体的な答えが欲しい人には、やや遠回りに感じられるかもしれません。逆に、家計の見直しから入る本(『3000円投資生活』のような本)は、すでに貯金が十分にあって「あとは投資の中身だけ知りたい」という人には基本的な内容すぎると感じる可能性があります。
本を読んだあと、実際に証券口座を開設したかどうかで、制度への理解の深まり方はかなり変わってきます。本の内容はあくまで考え方の土台であり、実際に口座を開いて少額からでも積み立てを始めてみないことには、本に書かれていることが自分にとって本当に合っているかどうかは分かりません。
本を読んだあとにやること|口座開設までの流れ
本を読み終えたら、次にやることはシンプルです。
1. 証券会社を選ぶ 選ぶときに見てほしい観点は、手数料(売買手数料や信託報酬など)、アプリやサイトの使いやすさ、普段使っているポイントが貯まるかどうかの3つです。どの証券会社にも良い面と気をつけたい面があるので、1社だけを絶対視せず、いくつか比較してから決めることをおすすめします。
2. 口座開設を申し込む スマホから必要事項を入力し、本人確認書類(マイナンバーカードなど)を提出します。審査にかかる日数は証券会社によって異なりますが、早ければ数日、長い場合は2週間程度かかることもあります。
3. 新NISA口座が開設されたことを確認する 証券口座とは別に、新NISA専用の口座が開設されたことをアプリやサイトで確認します。
4. 少額から積み立てを設定する 最初から大きな金額を投資する必要はありません。毎月の金額を決めて、つみたて投資枠から少額で始めてみるのが無理のないやり方です。前述の通り、将来いくらになるかは誰にも保証されていません。あくまで余裕のある範囲で、自分の判断で金額を決めることが大切です。
よくある質問
Q. 新NISAはいくらから始められますか?
証券会社によって異なりますが、ネット証券の中には100円程度の少額から積立投資ができるところもあります。最初から大きな金額を用意する必要はなく、無理のない金額から始めて、慣れてきたら見直していくという進め方ができます。
Q. 新NISAは何歳から使えますか?
金融庁の発表によると、新NISAは18歳以上の成人が利用できる制度です。18歳未満の人は利用できないため、家族名義で代わりに運用するといったことはできません。
Q. 本を読んでもよく分からない部分があったらどうすればいいですか?
1冊だけで完璧に理解しようとしなくて大丈夫です。分からない部分が出てきたら、別の切り口で書かれた本をもう1冊読んでみたり、証券会社の公式サイトにある初心者向けの説明ページを確認したりすると、理解が深まりやすくなります。
※この記事は情報提供を目的としたもので、特定の金融商品の購入や投資を勧めるものではありません。投資には元本割れのリスクがあります。最終的な判断はご自身でお願いします。制度の内容は執筆時点のものです。最新の情報は金融庁や各金融機関の公式サイトでご確認ください。
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